カレンダー総合情報サイト　カレナビ/【2013年版カレンダー制作特集】アイドル氷河期について検証してみる（その２）

【フラッシュバックお蔵出し！】Vol.３

過去のトレンドやカレンダーについて取り上げる「フラッシュバックお蔵出し」コーナー。
第３回は、第２回のアイドル黄金期のその後、アイドル氷河期ともいわれる１９８０年代後半からの男性アイドルグループについて検証してみたいと思います。

インターネット上で「男性アイドルグループ」と検索すると、１９６０年代から現在までのさまざまなグループが出てきます。 その中で１９９０年以降を見てみると…みなさんの想像どおり（？）、「男性アイドルグループ＝ジャニーズ」となっているのがわかります。 アイドル氷河期の１９９０年以降、ジャニーズ・韓国勢以外で一世を風靡したのは、w-inds、DA PUMP…（みなさんはどんなグループを思い浮かべました？）

ということで、今回はさらにマニアックに！一瞬一世風靡？な男性アイドルグループについて振り返りたいと思います。

●息っ子クラブ（１９８６年デビュー） 「夕やけニャンニャン」でオーディションを行い、“おニャン子クラブの男性版”としてデビューしたグループです。 “『おニャン子のメンバーとは「おはようございます」「お疲れ様でした」以外の会話は厳禁』、おニャン子メンバーとの交際も禁じられていた。” というエピソードはなんとも厳しすぎる規律！と感じつつも当時のアイドルの規律としては当然？ この息っ子クラブ、実は「織田裕二もオーディションを通過しメンバーになる予定だったが、本人が辞退した！」なんて裏話もあり。 もし辞退していなかったら今どうなっていたのか…気になりますねw

●夢工場（１９８６年デビュー） フジテレビが１９８７年に開催したイベント「夢工場‘８７」のイメージソングを手掛けたことで有名に。 ただしその前からバンド活動は行っており（バンド名はHOTCAKE）、イベントに合わせてバンド名を変更してのデビューでした。 当時日曜日に放送していた、あだち充原作のアニメ主題歌を覚えている方もいるのでは？調べてみると…なんと！２０１２年現在も活動中とのこと！！これには私もビックリ！ この「夢工場‘８７」（簡単に言うと、現在の「お台場合衆国」の原型となったイベントです。）からは、「アイドル夢工場」なんていう女性グループも発生しました。 が…そもそもこの一連の“お祭り騒ぎ”を覚えている人はどれくらいいるのか…。 皆さんは覚えていらっしゃいますか？？

●ＣＨＡ－ＣＨＡ（１９８８年デビュー） バラエティー番組でおなじみ、勝俣州和が在籍していたアイドルグループ。当時は冠番組を持つぐらいの人気でした。 こちらは覚えている人も多いのではないでしょうか。勝俣さんいわく「SMAP並みに人気があったんだぞ！」とのこと（笑） そしてここにも衝撃の裏話が！なんと「草彅剛も在籍していたが、デビュー直前に脱退した」んだとか。 そしてさらには！「木村拓哉も候補メンバーだったが、厳しいレッスンに耐え切れず逃げた」なんてエピソードも！これはすごい話ですね。 欽ちゃん（萩本欽一）によるレッスンは相当厳しかったようです。

●幕末塾（１９８９年デビュー） いまや「味のIT革命や～」でおなじみのグルメレポーター・彦摩呂さんが在籍していた伝説のアイドルグループ。 いま写真を見ても、どれが彦摩呂さんなのかさっぱり分かりません（苦笑） デビュー曲はTM NETWORKのカバー「Come on Let’s Dance」、そしてプロデューサーは秋元康（驚） が、しかし…、、、という印象はぬぐえません。 この時、彦摩呂さんだけがグルメリポーターの道を辿ることになろうとは誰が予想していたことか。 当時の彦摩呂さんファンは想像できてたのかな…

こうして振り返ると、女性以上に「男性アイドルグループ」の成功は至難の業なのかな…と感じます。 現在の韓流アイドルブームも、いつまで続くのか、そして次はどんなグループが登場するのか。 日本からジャニーズ以外の新勢力は現れるのか？！ 個人的には、ももクロ的（？）な新たな男性グループが出てきて欲しいな♪なんて思っています。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 （カレンダー部３姉妹☆末っ子）

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